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12月21日 前半  大なる者、小さき者


急なメンテナンスがあり、パッチが入りました。

公式サイトに出ていること以外では、[SYSTEM] の [OPTION] を開いて [GRAPHIC] タブをクリックすると、「特殊カラー処理」という項目が追加されています。

昨日のパッチで、グラボの性能が低くても髪の色などが反映されるようになりましたが、その機能は任意でオン・オフにするようになったようです。

デフォルトではオフになっていますので、また色が見えなくなったヨ!という人は、オンにしてみてください。


さて、今日はイベントですね。

大々的に告知が出ているだけにログインが難しくなる可能性もあるので、早めの7時にログイン。夕食を取りつつ倉庫整理をかねた露天していました。


7時20分ごろ、イベント予告のGMメッセージ。イベント会場への誘導が始まりました。

GMメッセージ :20:00より、GMイベント 『長老イーノスのホワイト・クリスマス 第1夜』 を開催いたします。 イベントに参加したい方は、プレゼントエイジのレクスールヒルズ、イプス峡谷、ネオク高原、
GMメッセージ :アルビーズの森のいずれかの場所に、20:00までにお集まりください。
GMメッセージ :イベント中はGMの指示に従い、イベントの進行を妨げる行為や、他の方の迷惑になる行為はお控えください。
GMメッセージ :イベント中の全体チャットの私的使用は禁止とさせていただきます。
GMメッセージ :なお、不測のトラブルなどによりイベントが中止となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

レクスール・ヒルズはいちばん混みそう。イプス峡谷はイベントが起きても位置をつかみにくそう。アルビーズの森は見通しが悪い。

ということで、開始十分ほど前になったところでネオク高原に移動。とりあえずキャンプで待機します。


いつのまにか、銀行員やモンスターなど、すべてのNPCが消えていました。イベントの準備でしょうか・・・?

この時点ですでにチャットサーバーは落ちていたらしく、Tellやチャットチャンネルが機能しなくなっていました。


そして8時!


(OOC) GM:これよりGMイベント 『長老イーノスのホワイト・クリスマス 第一夜』 を開始いたします。
(OOC) GM:イベント中はGMの指示に従い、イベントの進行を妨げる行為や、他の方の迷惑になる行為はお控えください。
(OOC) GM:イベント中の全体チャットの私的な使用は禁止させていただきます。
(OOC) GM:なお、不測のトラブルなどによりイベントが中止となる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

どんなイベントになるのでしょうか? 前情報だと、ギガス、もとい、ギガース討伐イベントのようですが・・・。

この発言のあと、BGMが止まりました。重くなりすぎて音が飛んだのかと思いきや、どうやらみんな消えている模様。さて?


GMの発言に続いて、さらにメッセージが。

(OOC) リック:おや?でっかいボーイ達が、城門前に集まってきたみたいだよ。ノン、ノン、ノ~ンさ。
(OOC) リック:ボクはレディたちのために、様子を見に行くとするよ。ユー達も来てくれよ?

リック! 初心者教室のキャラクターですね。


ネオク高原で城門といえば、エルガディンの町の城門。BGMが消えたのは謎ですが、とりあえず移動です。

と、突然にBGMが復活。ただし、いつものBGMではなくて、勇壮な曲です。

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城門前で待機。・・・というより、布陣と言ったほうがいいかもしれません。ギガースが来るのはわかっていましたから、はやばやと迎撃に備えてBuff魔法をかけ始める人もいます。


やがて、OOCにGigas出現の一報が!


しかし・・・。


プレイヤーが多すぎて、どこにいるのかわかりません。それどころか、重すぎて自分のキャラクターすら表示されない始末。

むー・・・。

「/tar Gigas」と打ち込んでやるとターゲットはできるのですが、姿は見えません。

仕方ないので、ソナー代わりに適当にバーストを唱えつつ移動。バーストが発動したら、弾道を見てだいたいの位置を見つけるという感じです。

そうやってようやく見つけても、ダメージの数字が空中にぽこぽこ出るばかりで、肝心のGigasは見えなかったり、見えてもすぐに消えてしまったり。


それでもなんとか、外れに沸いたギガスをとらえることに成功。

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プレイヤーが雪崩をうって攻撃にかかります。

この時点でプレイヤー数は500名に迫る勢い。そうなれば当然・・・。

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Gigasの一発をまともにもらった人が何名か犠牲になったようですが、数が数なのであっというまに撃沈。

(OOC) リック:さっきのボーイ達は、何しに来たんだろうねぇ?ギャル・ハントかな?

/oioi。それだけはないから。


最初のギガースが現れてからしばし、ひととおり撃破されたようで、コマンドからタゲろうとしても「遠すぎます」のメッセージも出なくなりました。

これで終わり? まぁ、襲撃イベントみたいだから、こんなもんかなぁ


と思っていたら、ギガースをConsider(右クリックかCかAlt+C)すると友好的と表示されるという情報が。

うーん? ただの襲撃イベントじゃないのかな? しかし、音楽はいかにも戦闘イベントという曲なんですよね。

ギガースの沸きもひと段落したようで、わけがわからないまま状況は停滞。


そんなんこんなで8時30分ごろ、

(OOC) リック:また来たね?

しかし、このリックの発言は、プレイヤーのOOCに埋もれてしまったのか、何もなかったようにスルー。

リックが発言してたよ~、とプレイヤーのフォローが入ったりするけど、実際のところ、ギガースが見えない。疑問符が駆け回るばかりです。


それから少しして、ようやくサンタギガース出現の報が。 (リックの中身のGM、ちょっと先走った・・・?)

やはり見えないので、探し回ってようやく発見!

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攻撃したらいいのかどうか、よくわからない。「友好イベントなんじゃ?」と言う人もいれば、問答無用で攻撃をかける人も。

どうしたらいいのかわからないので、とりあえずOOCやAUCを眺めていると、ギガースが箱を落として、中から記念アイテムが手に入ったとのこと。

うーん? やっぱりアイテム配布のための襲撃イベントなのか?


突発の小規模イベントならまだしも、これだけの大規模イベントだとなし崩しに倒されることはわかりきってる。これは、ストーリーの分岐とかいうレベルの話じゃなく、確定しているといってもいい流れ。企画段階で予想されてしかるべきです。

仮に友好的なイベントだとした場合、このことに何の対処もしていないことの説明がつかないんですよね。

となるとやはり、クリスマスアイテム配布ための襲撃イベント、ギガースは開発陣の代理人、二日間あるのは一日だけよりも参加しやすいから、と考えるのが自然か。

ということで、とりあえず攻撃参加することにしました。


しばらくして、OOCで『Treasure Box』なるものが設置されているという情報が。

「ギガースが箱を落とす」というから、てっきりルート品だと思ったら、どうも違うらしい。

後から気づいたのですが、実は見逃していたメッセージがあったんですね。サンタ・ギガースが沸きはじめてから少し経ったころ、リックがしゃべっていたようです。

(OOC) リック:おや、箱を落としたみたいだけど…?あれが、ギャルへのプレゼントかな?

プレイヤーのOOCに埋もれてぜんぜん気づきませんでしたが・・・。

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しかし、箱があることはわかっても、実際にはなかなか見えず・・・。

あちこち動き回ったり、視点を変えてみたりと、いろいろやってようやく見えたのがこちら。

ギガースの箱だけあって、さすがにデカイです。

この箱にアクション(右クリック、U、Alt+U)すると、記念アイテムがもらえるようです。


で、手に入れたのは・・・。
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『クリスマスメモリー』。

装備したグラフィックは下の画像です。
006.png (5,600 Bytes)
アイコンとアイテム詳細は右の画像。

アイコンがシルエットなので見にくいですが、前後にずれて2本並んだクリスマスツリーです。


「心を込めて作った」の一言が気にかかります。やっぱり、倒しちゃいけなかったのか? わけがわからないです・・・。


しかし、ストーリーには動きがないまま放置。「友好」表示に疑問を持つ声も出るものの、次々と倒されていくギガース。

クリスマスメモリーを手に入れた人が増えたあたりで、やっぱり倒しちゃいけなかったんじゃ?という声が出るように。


しかし、時すでに遅し・・・。リックの発言から放置されること20分。ようやく事態が動いたと思ったら・・・。

(OOC) Santa Gigas:クリスマス・・・
(OOC) Santa Gigas:み、みんなと・・・
(OOC) Santa Gigas:お祝いしたかったのに・・・

つまり、倒しちゃいけない相手だったと・・・。


音楽が悲しげなものに変わり、バッドエンディングの雰囲気に。

ミスった、やっぱり攻撃しちゃいけなかったのか・・・。


けど、話の運びは釈然としない。

まず普通のギガースを沸かせ、続けて何の情報もなしにサンタ・ギガースの登場。さらに、音楽は戦闘を盛り上げるような勇壮な曲。いかにも倒してくれといわんばかりです。


(OOC) リック:ボーイ達は寂しがり屋さんだったのか。
(OOC) リック:言ってくれればギャルを紹介したのに・・・・悪いことしたね・・・

いや、だから、ええと・・・どこから突っ込めばいいのやら。


サンタ・ギガースは地に伏したまま。
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OOCに流れる後悔の声やら、攻撃した人を責める声やら。リザレクションを試みようとする人もいますが、亡骸に実体がなくてターゲットできないのではどうしようもない。

うーん、なんとかできるものなら、生き返らせたいのだけど・・・。



と、突然、音楽がヌブール村のBGMに!

(OOC) Enos:この胸に・・・、聞こえるぞ・・・。
(OOC) Enos:島中に響く、悲しみの声・・・。

大御所、Enosがついに登場!

Enosが出てきたなら、どうにかできるはず。

・・・というか、この流れに持っていきたくて、サンタ・ギガースはあえて倒されるにまかせていたのだね。

(OOC) Enos:知らなかったとはいえ、罪がない者たちの命を奪ってしまったのは事実。
(OOC) Enos:・・・が、そなたちの嘆きに免じて、モラ族の秘術を授けよう。
(OOC) Enos:良いか。彼らを蘇生させるには【祈りの力】が必要じゃ。
(OOC) Enos:素材を集めて[ノアワーシップドール]を作るのじゃ。
(OOC) Enos:コレを触媒として、[復活の祈り]をギガースの亡き骸の下で使え。この儀式を、明日の夕方まで続けねばならぬ。
(OOC) リック:孤独なボーイ達のために、ボクも一肌ぬぐよ。

なるほど。がんばらせてもらいます。

・・・で、いちおう突っ込んでおくと、Enosの中身の人、ちょっとミスってます。ゲーム内と現実世界では時間の流れが違うので、「明日の夕方まで」というのはちょっとおかしいですね。


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