いきさつ
2003年に買った「DELL」社のパソコンに付属していた、PS/2キーボード『SK-8110』。いま使っているのは2代目ですが、この『SK-8110』をずっと使い続けてきました。
テンキー付きで、変な癖もないので、使いやすかったです。また、ELECOMから出ていた専用キーボードカバーの使用感も良かった。
しかし今となっては、そのキーボードカバーの入手がとても困難。Amazonのマーケットプレイスや、ヤフオク!などを定期的にチェックし、見かけたら即購入していましたが、ここ数年はまったく出てきません。
そして最後の1枚も、へたり具合がいよいよ限界です。
これをきっかけに、ワイヤレスキーボードに買い替えることにしました。
- テンキーが付いたフルサイズのキーボードがいい。
- ミュートなどの機能を割り振れるホットキー(ショートカットキー)があると便利そう。
- ただし、ファンクションキーがホットキーに置き換えられているのはダメ。
- キースイッチの種類(メンブレン、メカニカルなど)は不問。
- 汚れたり壊れたりした時を考えると、お値段的に買い替えやすい物がいい。
- 「Logicool」のワイヤレス規格「Unifying」に対応していると良い。レシーバー1つで、最大6つのデバイスをペアリングできるので。
ということで選んだのが、『Logicool Silent Wireless Keyboard K295 グラファイト』でした。
K295GPの主な仕様
- ワイヤレス(Unifying、またはBluetoothで接続)
- 日本語108キー(テンキーあり)
- 独立したホットキー×8個(メディアキー×4個、カスタマイズ可能なキー×4個)
- メンブレン方式 / キーピッチ 19mm / キーストローク 3.2mm
- 静音設計
- 耐水設計(完全防水ではありません)
- 単4形乾電池×2本(標準的な電池寿命24ヶ月)
- 高さ18mm×幅441mm×奥行き149mm
- 重量498g(乾電池を含む)
- メーカー標準小売価格 2,970円(税込)
カラーにより型番があり、グラファイトが「K295GP」、オフホワイトが「K295OW」となっています。
パッケージ内容は、キーボード本体、unifyingレシーバー(USB接続)、試供品の単4形乾電池2本、クイックスタートガイド、保証書、保証規定、です。
乾電池はキーボード本体の電池ボックスに入っていて、絶縁シートを引き抜けばそのまま使用できるようになっています。
試供品の乾電池は液漏れなどのトラブルが心配なので、Panasonicの乾電池に取り替えました。
キーボード底面の足を立てると、8度の角度がつくようになっています。
電源スイッチは上面にあり、スイッチの左に「CapsLock」がかかると点灯するランプがあります。
ファンクションキーの上側にホットキーが8つあります。
左側の4つはメディアキーで、ミュートなどの機能が割り当てられており、変更はできません。
右側の4つはユーティリティ「SetPoint」で機能の割り当てを変えられます。
ホットキーの割り当て
「SetPoint」はLogicoolのサイトのソフトウェアからダウンロードできます。
「SetPoint」の画面上では、なぜか「K295」ではなく「K270」と表示されますが、実用上の問題はなさそう。
ホットキーに割り当てられている機能はどれもあまり使うことがなさそうなので、すべて変更しました。
- ● マイ コンピュータ
- エクスプローラーを起動し、マイコンピュータを開きます。そのままですね。
- ● One-Touch Search
- 範囲指定した文字列を任意の検索エンジンでWeb検索してくれます。ブラウザでもWordでも何でもどこでも、文字列の範囲指定さえできれば、だいたいは検索できます。たまにダメな時もありますが。
- ● アプリケーション スイッチャ
- デスクトップ上に起動しているアプリを一覧表示します。アプリを選択すると、そのアプリが最前面に表示されます。
- ● プログラムの起動
- 任意のアプリを起動することができます。今回は、テキストエディタの「Mery」を割り当てました。
暫定的にこんな感じですが、今後の使用頻度を見ながら調整していこうと思います。
入力の遅延や切断への対策
実際に使ってみると、入力遅延やワイヤレス接続の切断が頻繁に発生しました。最終的には、ペアリングをやり直さないと復旧できません。
復旧させても、すぐにまた遅延が起きたり、切断されたり‥‥。とても不安定。
これでは、まるで使い物になりません。
調べたり試したりした結果、原因はどうやら障害物。キーボードとレシーバーを結んだ直線上に何かしらの障害物があると、ワイヤレス接続が不安定になることがわかりました。
僕はレシーバーをパソコン背面のUSBポートに挿していたのですが、これではパソコン自体が障害物となる。それがいけなかったようです。
ためしに、パソコン前面のUSBポートにレシーバーを挿してみると、入力遅延が起きなくなりました。
しかし、前面のUSBポートはUSBメモリなどを挿すので、レシーバーでふさがれてしまうと困る。
そこで、ケーブルの長さが1mくらいあるUSBハブを使うことにしました。ケーブルをパソコン背面のポートに挿し、USBハブ本体は手前まで出します。そして、レシーバーをUSBハブに挿入。
これで、キーボードからの入力が安定するようになりました。