ワールドカップ予選の最終戦、対ブラジル戦が行われました。正確には23日ですが、メンテの8時を区切りということで22日扱いで。 UO内応援会場の飾りつけも変更され、国旗はブラジルのものに、ユニフォームカラー染め場は緑と黄色の二色となっていました。 二階に上がってみると。 なぜか日の丸の赤(盾)のはみ出しがなくなっていました。 会場は、早朝ということで人は少なめ。むしろ、この時間でよく集まったというべき? 瑞穂ではブリ銀前も閑散としていました。 さて、4時となってキックオフ! クロアチア対オーストラリア戦の経過も気にしながらの応援です。 今回の試合は開始早々から足を滑らせる人がやたらと目立ちました。サッカーコートの状態が良くなかったのでしょうか? 試合運びはさすがのブラジル。最初こそいまいち重い感じでしたが、エンジンがかかってくると余裕さえ感じられ、素人目にもやはり格の違いが感じられました。 そんな中。 前半33分頃になんと日本が先制ゴール! 無理をしない試合を展開するブラジルの隙を突いたような形に見えました。 当然、ここからブラジルが本領を発揮。いくら決勝トーナメント進出を決めているとはいえ、負けは許されないチームですものね。 一気に厳しい戦いを強いられる日本ですが、それでも一戦目、二戦目と同じチームだとは思えないような善戦を繰り広げ、なかなかゴールを割らせません。 むしろ、このまま行けばもしや2点差勝利も?という雰囲気でした。 …が、前半ロスタイムに悪い癖が出たように見えました。ハーフタイムを意識したのか、微妙に動き出しが遅くなったような、と思っていたら。 ロスタイムも残り1分を切ったところで失点! これでペースを見失ったか、後半に入ってからもブラジルの一方的な展開。あれよあれよと失点を重ねていってしまいました。 後半中盤からは、ブラジルは再び無理をしない試合運びに。控え選手に経験を積ませるためか、ゴールキーパーを交代させるほどの余裕を見せていました。 それでも日本は態勢を立て直せず、攻められる一方。正直、見ているのが辛いくらい。選手は相当悔しかっただろうと思います。 そのままタイムアップ。 終わってみれば、1−4の大敗。クロアチア対オーストラリア戦の結果を見るまでもなく、予選敗退が決定しました。 残念な結果となりましたが、通算成績を見れば勝ち点1、得失点差−5、総得点2。嫌でも力不足であることが思い知らされますね。 しかしこの試合では前線がよく動き、全体を見ても、第一戦、第二戦に比べてずっといい試合だったように思います。 もし、これだけの試合運びがはじめからできていれば、決勝トーナメントも見えていたかもしれない…と思いますが、いまさらですね。 非難は、特に第一、二戦に先発出場したFW二選手に集まっているようです。特定の選手だけを非難するのはよくないかもしれないのですが…。 オーストラリア戦の1点は、審判のミスジャッジによる得点で、実質、先の二回の試合では無得点だったわけです。それも、決定的チャンスもあったにも関わらず、ことごとく得点できていないわけで。 対して、FWが替わった今回は大敗とはいえ、優勝候補を相手に数少ないチャンスの中から得点をしています。 こういう対照性からして、非難されても仕方ないように思います。まぁ、怪我での退場はさすがに、本人の落ち度というよりも不運そのものですが。 あと気になったのは、ミドルシュートの少なさと脅威のなさ。オーストラリアは、「ミドルシュートは好きにうたせておけばいい」とすら考えていたそうで。 このあたりも、要改善でしょう。 光っていたのは、ゴールキーパーの川口選手。 その活躍ぶりは、彼無しだったら間違いなく失点はもっと多かっただろうと思わせられるほどです。圧巻は、第二戦でのPKのセーブでした。海外でも高く評価され、ある新聞ではベストイレブンにも入ったとか。 すごいですね。 ともあれ、これで日本のワールドカップは終了。素人論評もここまで。 というか、これ、UO日記…?
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