これまで使っていたパソコンは、2003年5月に購入したDell Dimension8300。
6年間の長きにわたり、よくがんばってくれましたが、電源が250Wなのに7600GSを付けるといった無理がたたってか、かなりガタが来ています。
2年ほど前には破裂音(電源?)がしたり、PC起動時にブルースクリーンが出たり、最近はファンの振動音がひどくなったり‥‥。いつ壊れても不思議じゃありません。
そういうわけで、新PC購入に踏み切ることに。
Windows7のリリースを10月末に控えているので時期が悪いかとも思いましたが、
- 前評判が良いとはいえ、なるべくならSP1を待ちたい。
- XPもあと5年ほどはサポートがされる。
- Windows7のXP互換性能や、ソフトのWindows7対応状況にもよるが、使いたいソフト(特にフリーソフト)がどこまで使えるか不透明。
ということで、微妙な判断だとは思いますが、XPで行くことにしました。
Dellは、独自仕様のせいでパーツ交換で不自由な思いをしたので、今回は見送り。購入時の構成のままで使い続けるなら、Dellもアリだとは思うんですけどね。
次いで、安さが売りのTwoTopやFaithを考えたのですが、サポートの評判が悪く、不良品での悲惨な体験談がたくさんあるので、やめました。
結局、定評のあるサイコムに決定。
構成のカスタマイズは、BTO購入相談室まとめWikiや4GamerのCore i7レビューなどを参考に、コストパフォーマンスを重視して選びました。
モデル | Radiant GZ 1010P45 series |
CPU | Intel Core2Duo E8500 [3.16GHz/L2 6MB/DualCore/FSB1333] E0ステッピング (標準構成価格71800円) |
CPUファン | Intel推奨FAN (標準) |
マザーボード | GIGABYTE GA-EP45-UD3LR [Intel P45chipset + ICH10R] (標準) |
メモリ | 4GB DDR2-SDRAM PC6400 [2GB*2枚] 【メジャーチップ・6層基盤】 (+2960円) ※実効3GB程度 |
FDD | なし (標準) |
HDD/SSD | Western Digital WD6401AALS [640GB 7200rpm 32MB S-ATA2] (+3190円) |
光学ドライブ | 【黒】DVD-RAM/±R/RW; LG GH22NS40 BL + ソフト[S-ATA接続] (+0円) |
ビデオカード | GeForce GTS250 512MB XFX製 [DVI-I*2] (+13760円) |
サウンドカード | サウンド オンボード (標準) |
LAN | GigabitLAN [1000BASE T] オンボード (標準) |
ケース | 【黒】Antec Three Hundred [電源なし] + 前面ファン [鎌フロゥ12cm超静音] 2個 (-170円) |
電源 | Corsair CMPSU-620HXJP [620W] (+6080円) |
OS | Microsoft(R) WindowsXP Home Edition (SP3) DSP版 (+11050円) |
オフィスソフト | Microsoft(R) Office Personal 2007 OEM (+19980円) |
騒音・振動吸収シート貼付 | なし (標準) |
ディスプレイ、スピーカー、キーボード、マウスは今のパソコンから流用。
これで12~13万くらいでした。
ちなみに、Microsoft Officeとケースの追加ファンを削り、電源を安いものにすれば、10万円を切ります。ミドルクラスの性能でこの価格とは、安くなったもんだ。
注文から到着までの流れは、8日の朝に注文、夕方に注文確認メールが届いて、すぐにATM振込、9日に注文確定、12日に発送通知、13日の午前中に到着でした。
待っている間は、まだかまだか、という気分でしたが、こうして見ると対応が早いですね。きちんと梱包されて届き、動作も問題なさそう。さすが、高い評価を受けているショップだけあります。
ケース前面の追加ファンは冷却の意味もありますが、吸気口を限定してそこに埃対策を施すことで、埃の侵入を減らそうというのが主な狙い。埃対策には、本来は換気扇用ですが防塵フィルタ代わりに使う人も多い(らしい)「パッと貼るだけ 深型フィルター」を使いました。
最初はこちらのように付属の防塵フィルタと前面カバーの間に挟み込むつもりでした。しかし実際にやってみると、少し隙間ができてしまうことがわかったので、こちら(Twelve Hundredでの例ですが)のように外から貼り付けました。
見てくれは悪いですが、これで埃は入りにくくなったはず。
さて、動かしてみます。ベンチマークはこんな感じ。
旧PC | 新PC | |||
CPU | Pentium4 2.80G | Core2Duo E8500 | ||
メモリ | 1,536M | 3,326M | ||
グラボ | GF FX5700 | GF 7600GS (AGP) | GF GTS250 | |
ドライバ | 53.03 | 84.43 | 185.85 | |
FF11 Bench3 | High | 3,350 | 3,915 | 10,791 |
ゆめりあ(最高設定) | 3,170 | 16,448 | 75,955 | |
3DMark05(無料版) | - | 3,704 | 20,251 | |
05/10/21 | 06/12/29 | 09/06/14 |
倍程度のスコアにとどまるかと思っていましたが、予想以上の大差がつきました。
とはいえ3DMark05では、負荷の高い後半に入るとFPSが1桁まで落ち込んだあたりが、この構成の限界の現れでしょうか。
EVE Onlineも高画質で動かせるようになったので、パフォーマンス設定(低画質)とクオリティ設定(高画質)を比較。


クオリティ設定(下の画像)の方が陰影がはっきりしていますね。


クオリティ設定(右の画像)の方が輪郭や線がくっきりしていて、立体感もあります。


細部の描写も、クオリティ設定(下の画像)の方が細かいです。
パフォーマンス設定でもかなり奇麗でしたが、クオリティ設定だとさらに綺麗ですね。
あとは、このまま安定的に動作してくれることを祈るだけです。