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ということで、ヴェネチアに行ってきました。イタリアのお祭、カルネヴァーレにちなんだイベントがひらかれています。 イベントは昨日から行われていたようですが、交易の都合で一日遅れで参加。 で、カルネヴァーレってどんなのかな?と思って調べ始めたのですが…。軽い気持ちで調べ始めたのが、なかなか大変なことになりました。 起源はギリシャ時代にまでさかのぼり、冬至の頃に収穫の後で行われた、クロノス(人間にブドウの栽培方法を教えた農耕の神)の祭なのだそうです。 ローマ時代になると、ギリシャ神クロノスはローマ神サトゥルヌスに置き換えられ、サトゥルナリア祭となります。 12月に国を挙げて開催され、祭の7日間は仕事をせず、奴隷には自由が与えられたそうです。また、身分を隠すために仮面を身につけたり、火をたくさん灯したり、常緑樹を飾りつけたり、贈り物を交換したり、といったことが行われたようです。 しかし、キリスト教が広まると、その影響で祭は変化し、二つの流れに分化します。 一つはクリスマス。時期が12月ですし、クリスマスツリーやプレゼントに名残があります。 そして、もう一つがカーニバル。 カーニバルは、キリストの断食にならって肉類(油や卵も)を断ち、神に祈るレント(四旬節,イースター前の約40日間)の前に、欲を断つため、最後のごちそうを楽しむ祭となります。開催時期も、2月~3月に変わります。 ちなみに、カーニバルの語源は、ラテン語でCarnem(カルネム,肉)+levare(レヴァーレ,軽くする/控える)。 これがイタリア語だと、Carnem → carne、levare → vale(さようなら)と変化して、carnevale(カルネヴァーレ)となります。 その後、宗教的な意味がどんどんと薄れていきます。さらに、観光客が訪れるようになると、地域のシンボル的な祭としてより独自性を強調するようになり、現在の形になります。 特にリオのカーニバルはその傾向が顕著で、観光資源として大々的に開催される反面、住民の中には、あまりの大騒ぎに辟易して“避難”してしまう人も少なくないようです。本来なら、住人が祭の中心になるのですけどね。 …と、まぁ、こんな感じのようです。かなりややこしいんで、間違ってる所もあるかも。また、ここで取りあげたのは諸説ある中の一つで、他にも説があるようです。 なんだか、前おきが本題になってしまいましたが…。 ![]()
ということなので、とりあえず手近なイベントNPCに話しかけてみました。 最初は妙な4人組。 ![]() と思ったら、人形師一人とマリオネットでした。 問題を出されてしまったので、頭をひねって回答。時間がかかりましたが、どうにか正解できたみたいです。 (詳細はネタバレになるので、2日(2) 人形師の謎かけで。) 当てれば衣装屋から服をもらえるようなので、外さずにすんでよかった。 で、その衣装屋。
![]() まだ準備中でした。 服はしばらくおあずけ。
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