「エイム電子」の『SHIELDIO USAC-010』を購入しました。
ワイヤレスオーディオにおいて『BTA30 Pro』とパソコンを高級ケーブルでつなぐことにどれほどの意味があるのかわからなかったのですが、勘違いを含めて色々あって、ケーブルを換えてみることにしました。
ということで、聞き比べてみたいと思います。
まずは付属ケーブルについて。
目立って悪いところはありませんが、取り立てて良いところもありません。当たり障りなく無難な感じです。
あえて言うなら、音の分離にやや甘さがあります。ボワつくほど曖昧ではありませんが、いまいちスッキリしません。音は伸びますし、刻みますが、表現の豊かさや歯切れの良さにはやや欠けるところがあります。
聞くには十分だと思いますが、突き抜けた良さはありません。
続いて、「エイム電子」の『SHIELDIO USAC-010』。おおよそ1万円くらい。


付属ケーブルに比べると、聞き比べないとわからないレベルではありますが、ノイズが少ないです。聞けば即わかるような、劇的な差があるわけではないと思います。
しかし、この微妙な差はなかなか馬鹿にできるものではないです。
直感的に音楽を楽しむという点で言うと、音がクリアになり、聞き心地が良くなった感触がありました。音の強弱、流れの緩急にメリハリがつき、伸びるべきところは伸び、刻むべきところは刻んでいきます。
好みや感覚はひとそれぞれなので一概に言えるものではないですが、僕には付属ケーブルよりも『SHIELDIO USAC-010』の方が、音が生き生きとしているように感じました。それなりのお値段がするケーブルですが、買ったかいはあったと思います。